MARINE CIVIL ENGINEERING

緩衝機能付きラバータラップシリーズ

緩衝機能付きラバータラップシリーズ
ラバータラップ

ラバータラップは、水域における万一の落水時の安全はしごとして機能するものです。

特長

ラバータラップ

  • ゴムの弾性機能を活かし、小型船舶の接触にも耐えられる優れた緩衝性能を発揮します。
  • 設置する防舷材のサイズに応じて、RB-130H、RV-F150H、RL-F200Hをラインナップしています。
  • 横段部のゴム中に、RB-130Hは鋼板を、RV-F150H、RL-F200Hは補強繊維を埋設しており、昇降に対して優れた耐久性を有しています。
  • RL-F200Hには、オプションとしてタラップサイン(ソーラー式自発光体)を取付けることができ、夜間の利便性が向上します。

ラバータラップは、利用者の昇降を考慮し、天端から100mmの位置よりL.W.L以下、600mmまで取り付けることをお薦めします。

ジョインタラップ

  • 杭式浅橋やドルフィン等、岸壁構造の制約によりラバータラップが下部まで設置困難な場合に、ラバータラップに接続して使用します。

ジョインタラップは、利用者の昇降を対象としています。係船等には利用しないで下さい。破損の原因となります。

ライトタラップ

  • ラバータラップよりも軽量で簡易的な構造です。
  • 樹脂パイプ部をカラー仕様にすることが可能です。(別途オプション)

※ライトタラップには、緩衝する機能はありませんので、河川・水路・ため池など係留船舶と接触しない現場で使用してください。

ラバータラップ、ライトタラップの選定基準

ラバータラップ、ライトタラップは、水域における万一の落水時の安全はしごとして機能するものです。
これまで、港湾などで使用されてきた実績があり、河川などの様々な水辺にもご活用いただけます。
以下のイメージを参考に、弊社の設計基準にもとづいて適切な仕様、サイズを選定してください。

製品の厚みと性能のグラフ。上へ行くほど製品の厚みが増し、右へ行くほど性能が上がる。左下から右上に向かって、ライトタラップ→RB-130H→RV-F150H→RL-F200Hの順に厚みと性能が上がっていく。

設置イメージ

RL-F200H : 中型以上の船舶が入港する港湾など
400H以上の防舷材が設置されている港湾において、タラップへの船舶の接触を想定して設置します。

RV-F150H : 小型の船舶や漁船などが入港する漁港など
RB-130H : 小型の船舶が入港する漁港で取付幅に制限がある場合
400H未満の防舷材が設置されている漁港などに、タラップへの船舶の接触を想定して設置します。

ライトタラップ: 河川、水路、ため池をはじめ、あらゆる場所
人の往来がある水辺や河川などに設置します。
また、ほとんどの港湾や漁港においてタラップへの船舶の接触が無い箇所に設置できます。

ラバータラップ 利用における注意事項

係留ロープをステップにかける等の係留用に使用しないでください。

  • 小型船舶の接触にも耐えられる緩衝性能を有しますが、着岸や離岸には防舷材を使用してください。
  • 取付金具が岸壁端部と近い場合、コンクリートが欠けるため、必要なコンクリート強度が確保できる位置に取付てください。

形状・寸法

INFORMATION