MARINE CIVIL ENGINEERING

チェーンとゴムで構成された画期的なガードフェンス

ラバーチェイナー構造

従来、水面の貯蔵物の流出・流入を防いだり、漂流物の進入を防止するためや、海洋構造物(橋脚やパイプラインなど)を守るために、合成繊維製ロープネットや、金網・漁網などが使用されていました。しかし、これは、耐候性や耐腐食性に難点があるうえ、物体の運動エネルギーを吸収し、物体を止める機能に問題がありました。ジョインフェンスは、これらの問題を解決したチェーンとゴムで構成された画期的なガードフェンスです。

特長

  • 【強靱な柔構造】フェンスの構造は、チェーンの高張力特性とゴムの弾性特性を組み合わせた強靱な柔構造です。
  • 【運動エネルギーの吸収】フェンスの撓みにより、物体の運動エネルギーを吸収し、支持点に作用する応力を小さくし、しかも、衝突物体を損傷させることなく静止させます。
  • 【耐候性・耐腐食性が完全】チェーンはゴムで完全に包み、露出していません。また、両者の接着は完全です。使用のゴムは20年以上の実績を持つ防舷材と同質のものです。

用途

  • 水面貯木場の木材流出防止フェンス
  • 漂流物などの進入防止フェンス(火力・原子力発電所等の取水口)
  • 航路区画用フェンス
  • 海洋構造物の安全防護フェンス(パイプラインなど)
  • 消波用ジョインシステム(フェンス)

形状

設置例

INFORMATION