建設土木 CIVIL ENGINEERING AND CONSTRUCTION
ラバースチール(型枠兼用鋼製フレーム) 弾性保護剤による砂防堰堤などのコンクリート構造物の長寿命化
砂防堰堤などのコンクリート構造物の長寿命化
ラバースチール
砂防施設の摩耗対策
水力発電施設の摩耗対策

砂防堰堤や取水堰、頭首工、橋脚など河川内に設けられているコンクリート構造物は、流下する土砂や、礫の衝突により、表面が摩耗や損傷を受け、構造物本体の破壊を招くおそれがあることから、耐久性に優れた保護材が望まれています。ラバースチールは、ゴムの弾性と鉄の剛性とを組み合わせた耐久性に優れた保護材で、コンクリートをはじめとする各種構造物の保護材として、採用いただいております。


ラバースチールを砂防堰堤の水通し天端に施工する際に使用する専用法型枠「ボルトゲージ」の代わりにラバースチールとあらたに考案した鋼製フレームを一体化して施工することで曲面用ラバースチールを型枠兼用として使用することが可能となりました。
この施工方法により、従来の施工工程に対してボルトゲージ脱型、コンクリート処理(清掃)の削減により、工程が短縮でき、施工手間の省力化に貢献いたします。
![従来工法と改良型工法の比較:従来の工法では[1.ボルトゲージ設置][2.コンクリート打設・養生][3.ボルトゲージ脱型][4.コンクリート処理(清掃)][5.ラバースチール設置]の工程が必要→改良型工法では[1.鋼製フレーム設置][2.ラバースチール設置][3.コンクリート打設・養生]で設置が完了](https://www.sbt.co.jp/asset/img/product_image/kensetsu/concreat-formwork/concreat-formwork_construction.webp)
施工イメージ

1.鋼製フレーム設置

2.ラバースチール設置
