スリット式砂防堰堤の礫、流木捕捉用水平部材
弾性スリットバー
国土交通省新技術情報提供システム
NETIS登録番号:HR-050008-V
鋼製チェーン式弾性型水平部材

スリット式砂防堰堤の礫・流木の捕捉機能を向上させます。
スリット部分の横桟構造として、鋼製チェーンの剛性と、ゴムの弾性を複合させた、弾性型の水平部材です。

捕捉前 (上流側から望む)

捕捉後 (下流側から望む)
特 長
弾性変形により衝撃力を緩和
耐腐食構造
(ゴムで被覆した一体化構造)
施工・メンテナンスが容易
(固定金具と弾性スリットバーを分割した構造)
流水の透過率低減が小さい
(同強度の鋼材と比較してスリット部の開口率が大きい)
脱着が容易
(固定金具と端部チェーンリンクにピンを挿入するだけの簡単固定)
非出水期に任意の横桟の着脱が可能
(非出水期は土砂を捕捉せず、渓流の連続性を確保)
製品構造
弾性スリットバーは、
鋼製チェーンをゴムで被覆一体化し、さらにゴム内部に埋設させた鋼製チェーンを緩ませた状態で配列し、そのリンク間にも
ゴムを充填することにより伸縮性能を兼ね備えた弾性型の鋼製部材です。
弾性スリットバー 構造
規格・寸法
弾性スリットバー 寸法図

  

タ イ プ
S-15型 S-25型 S-35型 S-40型 S-55型
仕 様 チェーン径(d) φ19 φ25 φ30 φ32 φ38
ゴム外径(D) φ130 φ130 φ150 φ180 φ180
設計許容荷重 150kN 250kN 340kN 410kN 550kN
終局限界荷重 450kN 750kN 1020kN 1230kN 1650kN
設計許容吸収エネルギー量※1(1mあたり) 10kJ 16kJ 23kJ 26kJ 38kJ
概算重量(1mあたり) 18kg 32kg 44kg 56kg 65kg
※1 設計許容吸収エネルギー量は、チェーンの塑性変形も一部考慮した場合を示します。
引張特性
弾性スリットバー 引張特性
評価試験
弾性スリットバーの静的曲げ実験および重錘落下実験(衝撃引張実験)を行い、土石流中の礫の衝突に対する安全性評価も行っています。
弾性スリットバー 評価試験
施工実績
新潟県 万太郎谷第4号砂防えん堤
新潟県 万太郎谷第4号砂防えん堤
栃木県 入山沢第6号堰堤
栃木県 入山沢第6号堰堤